飲み会に行かないキャラになる方法!飲み会に行かないメリット・デメリットについて紹介

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若者を中心に飲み会に行かない人は増えている

お酒を酌み交わしワイワイ談笑するのは楽しいものですよね。親しい仲であれば…。そう、会社の飲み会は、気の知れた友人ではない、上司や気難しい同僚に囲まれていて正直好きではないという方も多いのではないでしょうか。

2021年に日本生命が行った「職場での飲みニケーションが必要か不要か」というアンケート調査によると「不要・どちらかといえば不要」と答えた人は61.9%に上り、「必要・どちらかといえば必要」は38.2%にとどまりました。昨今のアルコールハラスメントへの認知、コロナウイルスによる飲み会自粛の流れ、若者の飲み会離れなど「飲みに行かない人」が増えてきています。

「実は行きたくなかった…」と声を上げ始める中高年も

こういう傾向を見ると若者だけの現象かと思いきや、そうではありません。先程のアンケートでは若者だけに飲み会嫌いの傾向が見られるわけではなく、全世代で同様の傾向が見られています。これまで周囲の空気に合わせて参加していた人も行かないことをオープンにできる空気感が生まれてきたのかも知れません。

飲み会に行きたくない理由

行きたがらない人たちは、どのような理由で飲み会を嫌っているのでしょうか。代表的な理由を3つ紹介します。

①時間の無駄

飲み会が30分、1時間で終わることはありません。少なくとも2時間、2次会3次会と続けば終電まで、下手をすれば終電を逃し朝まで…。ということも。勤め人のただでさえ少ない自分の時間を奪われることを嫌う人が多いのはうなづけます。

よく言われるコミュニケーション面でのメリットも、普段職場でしっかり取れていると感じている人や、そもそも職場の面々とそこまで深く親しくする必要はないと考えている人には響かないでしょう。

②お金の無駄

会費も馬鹿になりません。4,000〜5,000円は飛んでいくことを覚悟しなければならないでしょう。立場が少し高い管理職的なポジションの人は例え自分が主催の飲み会でなくとも部下の分まで出さなければならない空気感もあるでしょう。終電を逃してタクシー帰りなんてことになれば、自宅に帰るだけで数万なくなってしまうなんてことも…。

③楽しくない・ストレス

最後はメンタル面です。上司や先輩の自慢話や武勇伝を永遠に聞かされた経験がある人は多いのではないでしょうか。心から尊敬する先輩であればまだいいですが、そうでないことが大半でしょう。さらには、日頃の仕事ぶりへの説教なんて始まろうものなら楽しむどころか仕事の延長線でしかありません。お酒も入ってつい言われすぎてしまうこと、喧嘩になって関係性が壊れることも…。そうなるとなんのための「飲みニケーション」なんだと思ってしまいますね。

また、シンプルに「お酒が嫌い」「飲めない」という方もいるでしょう。お酒に弱い人が無理に飲めば健康的にもマイナスですから、飲み会を嫌うのも当然でしょう。

飲み会行かないキャラの作り方

飲み会に行かないようにするにはどのような方法があるのでしょうか。一番効果的なのは「飲み会に行かない人」という認知を職場で作り上げることです。そうすれば毎回断る理由を絞り出すことも、断りきれずにしぶしぶ行く羽目になることも劇的に減るでしょう。飲み会に行かないキャラはどうすれば作れるのでしょうか?

①飲み会に行かないと宣言する

「それができれば苦労しないよ」と言われるかも知れませんが、最も効果的な対処法です。なにか理由をつけて断ってもいつかはネタ切れしますし「いつならいける?」などと言われる羽目になります。はっきりと行きたくない、行かないことを宣言して、行かないキャラを確立しましょう。

マンツーマンの面談時にでも「実は…飲み会やお酒がとても苦手で…」と神妙な面持ちで打ち明けましょう。パワハラに厳しい現代、よほどのブラック企業、ブラック上司・先輩でなければとやかく言わないはずです。

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②徐々に距離を取る

はっきり断ることが難しい人は、まずは3回に1回用事を作って断る、慣れてきたら2回に1回…と徐々にフェードアウトすることをおすすめします。面と向かって「行きたくない」と打ち明けるのは勇気がいりますが「今日は用事があってすみません…」を少しずつ増やして行かないキャラをじわじわ確立するのです。たまには付き合ってもいいかという人にもおすすめの方法です。レアキャラ的ポジションの方が飲みの場でも喜ばれるかも知れません。

③健康やダイエット、トレーニングを理由にする

もうひとつの「飲みに行かないキャラ」です。お酒や飲み会が苦手なのではなく、肥満や血圧や血糖値を理由にお酒を飲めないことにする、ダイエットのため、トレーニングのため節制していることにするのです。飲み会に行かない必然性をしっかり伝えられ、案外丸く収まることがあります。実際にジムを契約してしまって、トレーニングをすれば嘘にもなりません。ダイエットや節制をして健康になれば一石二鳥です。

④家族やペットを理由にする

配偶者や同居している両親などを理由にするのも有効です。「飲み会で遅くなることに厳しい妻」「良い大人なのに門限に厳しい両親」など、家族を「飲みに行かせないキャラ」に仕立てれば、自身は半ば被害者的なポジションも取れます。その家族のイメージは犠牲になりますが…。またペットの世話もキャラとしてやわらかく、有効かもしれません。

飲み会に行かないキャラのメリット

①自分の時間を確保できる

当然ですが、他の人が飲み会で時間を使っている分、まるまる自分の時間にできます。趣味に没頭したり、勉強やトレーニングなど自己研鑽に励んだり、ゆっくり疲れを癒やしたり。

②お金が貯まる

これも当然ですが、飲み会の会費を取られることがないので、飲み会に参加している人達に比べればお金は貯まりやすいでしょう。月2回飲み会に参加していたらおよそ1万円、年間で約12万、10年続ければ約120万…。積み重ねれば大きな額です。

③心にゆとりがうまれる

時間やお金を奪われ、上司の自慢話や説教を聞かされれば心も荒みます。そういった心配がなくなる点で心にもゆとりが生まれ、自分らしい毎日が送れる可能性が高まります。飲むこと自体は嫌いではない人は、気の合う友人や、普段接することのできない人と出会える飲みの場を探したりするのもいいかもしれませんね。

飲み会に行かないキャラのデメリット

①人脈が作れない

毎回同じメンバーの飲み会ばかりではなく、時には他部署と合同の飲み会があるはずです。そういった飲み会に参加できないのは、会社内での人脈づくりに影響してくるでしょう。普段なかなか接することのできない部署と接点を持てば、仕事上もメリットは多いはずです。代わり映えのないメンバーでの飲みは行かないにしても、節目に行われる部署をまたいだある程度大きな飲み会には参加するというルールを設けても良いかも知れません。

②上司に評価されなくなるかも

上司が飲み会におけるコミュニケーションを重視するタイプであれば、飲み会に参加しないことを快く思わず、正当に評価されないこともあるかもしれません。度を超えるようであればアルコールハラスメントなので、然るべき部署や相談窓口へ報告しましょう。100%すべて断るのではなく、節目の飲み会には参加するなどするのもいいかもしれません。

③少し浮いた存在になるかも

「付き合い悪いな…」「みんな参加してるのに…」など職場では少し浮いた存在になってしまう可能性はあります。そういった場の空気に流される必要もありませんが、節目の飲み会には参加するなどするのもいいかもしれません。

飲み会を強制される職場は転職も考えましょう

飲み会に行かない人の背景、行かないキャラのなり方について解説しました。世の中は徐々に飲み会へ行きたくない人にも住みやすい方向に向かってはいますが、それでも飲み会への参加は絶対、という強制が行われる職場もあるでしょう。そういった場合はストレスを抱えて我慢するのではなく、思い切って転職をしてみるのも手です。終身雇用が約束されているわけでもない職場で仕事以外でも奪われ続ける必要はないでしょう。あなたが心置きなく仕事だけに集中でき、仕事ぶりを正当に評価してくれる会社を探しましょう。

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